京都の紅葉探し

金閣寺と言えば、次に出てくるのは銀閣寺ですよね。

豪華な印象をもつ金閣寺に比べて銀閣寺は
「侘び」「寂び」という対称的な雰囲気の寺院です。

銀閣寺の正式名称は「東山慈照寺」と言います。

1482年室町時代に8代将軍である足利義政によって建立された
銀閣寺にはさまざまな逸話があり、
歴史マニアの間では金閣寺よりも銀閣寺の方が人気があると言われています。

そんな銀閣寺は、秋になるとカラフルな紅葉と
静観な建物との調和が見事な和を表現してくれます。

山沿いにある庭園からは紅葉の木々に包まれた銀閣寺を望見する事ができます。

金閣寺と違い、銀閣寺は無の境地といった感じでしょうか。

銀閣寺では毎年秋になると「東山文化の原点　国宝東求堂」
という秋の特別公開を開催しています。

阿弥陀如来像と足利義政の法体が安置されている東求堂にて、
その昔義政が使用していた書斎に文房具などを飾り、
「書院飾りの再現」を見学する事ができます。

特別公開の時期に合わせて紅葉を見に行かれたら
貴重な体験もでき、より一層銀閣寺を堪能できるかと思います。

なお、一般拝観料の他に特別拝観料が1000円必要です。

見頃は11月中旬～11月下旬
市バス「銀閣寺道」下車徒歩10分
拝観時間：午前8：30～午後5時(冬季午前9時～午後4：30)
拝観料：500円