京都の紅葉探し

京都の観光名所で、知らない人はいないというくらい
有名な所は、言わずと知れた金閣寺ではないでしょうか。

足利義満が築いた山荘「北山殿」を、義満の死後に
義持が禅寺にしたものが金閣寺で、正式名称は「鹿苑寺(ろくおんじ)」と言います。

1950年に放火され全焼してしまいましたが、その5年後に
復元され、2003年には金箔を塗り替える全面改装が行われています。
また1994年には世界文化遺産としても登録されました。

金閣寺は一層が寝殿造り[法水院]・二層が武家造り[潮音洞]・
三層が禅宗仏殿造り[究竟頂]と、それぞれ建築様式の違う造りになっています。

ここで室町幕府の政治を行っていた事を思うと
なんだか感慨深いものがありますよね。

そんな日本を代表する歴史的建造物の金閣寺ですが、
実は紅葉の名所としても知られている寺院なのです。

秋になると真っ赤に染まった紅葉と金閣寺の金色が
キラキラと反射しあう風景は、まさに日本の美と言えるのではないでしょうか。

輝く金閣寺と鮮やかな紅葉のコントラストは、
今まで見た事のない感動を味あわせてくれます。

金閣寺には行った事があるけれど紅葉の季節に行った事はないという人は、
是非一度紅葉の季節に訪れてみてほしいと思います。

普段の金閣寺とはまた違った雰囲気が味わえますよ。

紅葉の見頃は11月中旬～下旬となっています。
拝観時間：午前9時～午後5時
拝観料：400円