京都の紅葉探し

京都の数ある寺院の中でも、非常に歴史的価値が高く
由緒正しい寺院と言えば知恩院があげられます。

浄土宗の総本山とされている知恩院は鎌倉時代に始まり、
徳川家光が1639年に御影堂、1621年には
三門が建立されて現在の形が作られています。

知恩院には本堂をはじめいくつもの建造物や工芸品が
重要文化財に指定されています。

なかでも世界最大級を誇る国宝の三門は
映画「ラストサムライ」に使われた事でも有名ですよね。

紅葉スポットでもある知恩院は、秋になると鮮やかな紅葉に包まれ
ただでさえ美しい建造物はより一層輝きを増します。

そして、知恩院最大の見どころと言えるのが、夜になると
ライトアップされた建造物を観賞できる夜間拝観。

昼間の紅葉も見事な美しさなのですが、ライトに照らされて暗闇に
浮かび上がる友禅苑や方丈庭園と紅葉のコラボレーションは圧巻で、
別世界に足を踏み入れたような錯覚すら覚えます。

夜間拝観は紅葉の時期に行われますが、毎年多少日にちの
ズレがあるので、行かれる際には確認してから行かれるようにして下さい。

紅葉の見頃は11月中旬～12月上旬
地下鉄東西線「東山駅」下車徒歩5分
拝観時間：午前9時～午後4時
拝観料：方丈庭園400円　友禅苑300円
夜間拝観は午後5：30～午後9時、拝観料800円となります。